医療従事者としてコロナに思う日々

緊急事態宣言が解除されましたねぇ・・・
なんでしょ、この気持ち。

もはや緊急事態宣言なんて、なんの緊張感もないイベント。

なのに、解除されたら「また感染増えちゃうな」と言う気持ちが芽生える。

こんな暮らしにくい気持ちになったのはなぜなんだ?

コロナのせいだ!!
てめーー!コンニャローーー!!

と言うことで、看護師視点なのかどうかもはやわかりませんが、雑感です!

コロナの野郎ーーー!!てめーー!!

目次

ワクチン2回摂取しても感染する事実に慣れてきた

病院で発熱トリアージしていたり、営業さんが突然自信満々でこんな感じで言ってくる人がいるんですよね。

「ワクチン2回打ってるんで(キリッ)」

いや、だからぁ〜!

ワクチン2回摂取してることは、あなた個人として、感染拡大防止としてはとても良いことなんだけど、コロナウイルスを保菌するリスクはあるんですよ!
重症化しにくい、という話が主なんですよ!

確かに、私も3月4月に摂取した後にはスーパーサイヤ人になった気分でしたよ。

だけど、今やここまで普通に2回摂取済みの人がこんな普通に「コロナ陽性」になってりゃ、ドヤ顔で来院された時に言われても違うんだよなー。
恐るべきコロナ株の変異!

なので、あくまでも「風邪症状がないかどうか」「発熱していないかどうか」が大切なんです。
下手したら「コロナワクチン接種してるから風邪っぽくても大丈夫」と思う人がいるかもしれないので、そこだけは勘違いしないでね!!

ワクチン2回接種しているかどうかはめちゃくちゃ大切な情報なので教えて欲しいんですけど、繰り返しますけど、だからといってドヤ顔で言わないでください!

ワクチンパスポート的な意味合いで伝えてくれいるんだろうけど、意味を吐き違えないで!(真矢みき風)
あくまでも、接種済みの人は重症化しないだろう、と言う保険があることですから!

接種済みでも風邪はひくし、他の病気にもなるし、なんならコロナウイルスも保菌しちゃうし、他の人に感染させちゃうリスクがあるんです!

だから、キメ顔で言う時にはそこんとこだけは理解しておいてください!
なんかみんな勘違いしてるような気がする・・・・。

ただの風邪、って今更誰も言わない

看護師も医者もみんな人間です。風邪もひきます。熱を出す時もあります。
だけど、発熱たときは、そりゃー病院中に緊張が走ります。

「何!スタッフが熱出した??」

「PCRだ!院内でPCR検査やるんだ!!」

と、まー大騒ぎですよ。

そりゃー、クラスターにでもなったら大変ですしね。

で、そのスタッフがPCR検査をしたとしましょうよ。
で、残念ながら陽性になったとしましょうよ。

したら、誰も悪くない!責めない!と絶対に口にします。
なぜなら、そこから濃厚接触者の特定がされ、PCR祭りが始まります。

すると、みんな「保険」をかけ出します。

「実は下痢してた」

「実はちょっとだるい」

「実は子供が風邪ひいてる」

「実は外食に出かけた」

「実は家族でちょっと出かけてた」

そうです、言わないだけで何かしら体調不良や秘事を抱えていたりします。
恐ろしいことに、PCR検査はそれを炙り出す効果もあるのです!
コロナウイルスだけではなく、心の内側を吐露させる効果まであるのですよぉ!

どんなに「体調不良は申し出てください」と言われても、医療者は知っているのです。
健康は幻、だと。

どんなに「外食や旅行は厳禁です!」と会社で申し送りがあっても、行く人は行くのです!
守れない人は必ず組織にごく一部いるのです!!

なので、みんなPCR結果が出るまで戦々恐々ですよ。

で、私の経験上、結果陰性ばかりです。
みんな心底ホッとします。

そこから「・・・あなた、さっき言ってたこと本当?」と聞き取りが始まったりします!!
怖い!PCR検査が怖い!!(←とはいえ、聞き取るのは師長である私の役目)

さらに、もし濃厚接触のスタッフのPCRが陰性だとしましょう。
でも、今やほとんどの医療者は疑います。
潜伏期間がどーだ、万が一があっては困るからどーだ、と「健康観察期間」をがっつり組まれます。
下手すれば何度でもPCR検査を受けることにもなります。

なので、今や「ただの風邪」なんてもう存在しません。
少なからずこのコロナ禍における医療スタッフにおいては・・・・。

反ワクチンの人々について思うこと

今まではコロナワクチンに関して多くの人々が半信半疑でした。

しかし、1年以上経過した今、たくさんの結果や論文が出ています。

それでも反ワクチンの方々はさらに頑なに否定されます。
反ワクチンのニュースやSNSを意識すればするほど、その殻の厚みは増すばかり・・・。

私は3月に1回目のワクチン接種をしていますので「早く接種できて嬉しい!」と言う気持ちよりも「大丈夫なんだろうか・・・?」と言う不安の方が正直大きかったです。

現に接種をしない選択をした医療者もいました(そして今なお接種しないスタッフはいます)。

ポーポー

「国が認めてるんだろ?合法だろ?違法じゃないだろ?なら大丈夫」

最終的にはこんな考えで接種しました。

これも過去にも何度か記載していますが、私たちが仕事としている医療には当然「副作用」「副反応」「合併症」というものが必ずと言って良いほど存在します。
手術も点滴も内服も「何も起こりません」とは断言できません。

なので「ここで俺が怖いなんて言ってられない」と言う気持ちも大きかったのは事実です。

諸外国ではワクチン接種しているのに、日本ではまだやっていないといってビビってられない。
今までも患者さんとはインフォームドコンセント(説明と同意)のうえ、医療を行ってきました。
予防医学というワクチンを接種することに、ここまで深く考えたことは一度もありませんでした。
インフルエンザにしてもB型ワクチンや風疹に・・・とたくさんの種類がありますが、どれもこんなに世間を騒がせたり、自分で情報を探しに行くなんてことはありませんでした。

これは本来正しいことなのかもしれませんが、情報が溢れている今、逆に情報ソースが非常に重要になります。
自分にとって都合のいい解釈や意見だけを好んで読む、というのは稚拙です。

両方読んでみて、そして自分で考えるべきです。

という考えなのですが、現在のところ反ワクチン派の主張はどうしても私的に納得で機内内容が多いです。

「私は気がついた!私しか知らない本当の真実!」

というキャッチフレーズは1970年代生まれの私としては「ノストラダムスの大予言」の時に散々目にしました。

しかしそれは「マジか!」と驚いて読むものではなく「どれどれ?どんな解釈ができるって?」と嗜みとして読むものでした。

しかし、今のワクチン関連の本は自分や他人の命を左右する危険性がある本です。

どうして「標準」的に進めているワクチンを危険視するんだろう。
ワクチンという予防治療を選択しない方は、コロナで入院したり、治療薬が明確にないからと言って投薬は拒否するのかな?重症化しても治療は受けないのかな?
それよワクチンで重症化する可能性が高い!と考えているのかな?
コロナで重症化する方がワクチンで重症化するより低いから接種しない!と考えているのかな?

どのみち、残念ながらコロナにかかって病院で治療を受ける場合は「実験的な治療薬」が多いですよ、今は。
望んでワクチンを拒否しても病院に来てしまったら何かしら薬物治療を受けるので、ということは「副反応」「副作用」「合併症」がありますが、それと「ワクチンの副反応」とはどう違うんでしょうか。
本当に、難しいですね。

第6波が来ることはわかってる

世間は観光客が増え、旅行も増え、外食産業も増えています。
今このタイミングを逃さんばかりと!

・・・・・・・。

いいなー。
マジで、いいなーーー!!
行きたい!
みんなでパーっと騒いでカラオケでもしたい!!
だけど、しない!
いや、できない!!

私たち看護師は、いや多くの医療者はなかなかそのように行動できません。

何故かって?

第6波が来ることがわかってるからですよ!

ワクチン摂取しても感染することがわかっている。
また感染者が増えれば院内がパニックになることがわかっている。
だから、自分たちが感染するわけにはいかないんですよ!

しんどい!!
しんどい!!!

勘違いしないでほしい!
使命感なんて言うカッコいいもんじゃないんです!

いや、出かける医療者はいるでしょう。
いや、いていいんですよ!

だけど、なんでだろ?
公言して出かけられないんですよ!
院内ではバレないよう、内緒にしてしまうんです!
繰り返します!
内緒にしてしまうんです!

なんでだろう?

きっとこのコロナ禍の間に、外出や旅行・飲み会は「罪」の意識を刷り込まれてしまっているのですよ!!

いや、マジで!!

先述したように、病院で勤めていると「ただの風邪」なんて誰も信じない!
PCR陰性だとしてもコロナを疑うし、みんなも疑い続けてる!
陰性でも、組織にかける迷惑は陽性より小さいとしても、ただの風邪なんて誰も認めてくれない!
医療者だって、サラリーマンだし、社会人だし、ストレス抱えてんだよ!!

想像してくださいよ!
例えば繁華街でアルコールを楽しんでいる人たちの映像が流れてるとしましょう。
それがもし

「いぇーい!!看護師でーーーす!飲んでまーーす!」

とか言ったら絶対に叩くでしょ!?
うそだー!?
「どこの病院の看護師?やばくない?」!とか言うでしょ!?

くっそーーー!!

医療崩壊関連ニュースはもちろんしんどい。
だけど、コロナ禍の経済繁盛ニュースもしんどい。

このままなら「海外旅行に行ってきました。その後コロナになりました」って患者さんが来たら、普通に嫉妬から来る嫌味の1つや2つ、陰で言ってしまいそうだよ・・・。

これはこれで別の意味でコロナウイルスの症状かも。

忘年会・・・したいなぁ・・・・。

よかったらシェアお願いします!
URLをコピーする
URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次
閉じる